しんぶん赤旗奈良県ニュース 11月20日付け
野党・市民連合語り合う
党県委員会が国政要求懇談会
日本共産党奈良県委員会は17日、「県民の要求と野党政権の展望を語り合おう」と大門実紀史参院議員と清水忠史衆院議員を迎え、奈良県大和郡山市で国政要求懇談会を開き、94人が参加しました。
懇談会には、立憲民主党奈良県連合の塩見俊次代表代行、新社会党奈良県本部の森川満委員長、奈良市民連合の浅川肇、溝川悠介両共同代表や県内の民主団体の代表などが多数参加し。国民民主党奈良県総支部連合会の藤野良次代表らの連帯のメッセージが紹介されました。
大門議員は、「桜を見る会」は、公職選挙法違反など総理大臣の資格が問われる問題であり、「安倍内閣を打倒するために一緒にがんばろう」と訴えました。
清水議員は、県が進める奈良公園へのホテル建設などの問題を国会で取り上げ、市民の要求実現のために力を尽くしてきたと述べました。
参加者からは、高校統廃合問題や地方自治体の非常勤職員の処遇改善など県内の様々な問題や要求が出されました。浅川氏は「国際人権法を守れば憲法を変える必要はない」と述べ、塩見氏は「医療崩壊を進める公立病院の統廃合は許せない。安倍政権を終わらせないといけない」と話しました。
奈良駅前で緊急街頭国会報告
大門・清水議員駆けつけ訴え
「税金の私物化許さない」と17日、大門実紀史参院議員と清水忠史衆院議員が駆けつけ、日本共産党奈良県委員会は、緊急街頭国会報告を奈良市の近鉄奈良駅前で行いました。
大門、清水両議員は「税金の私物化である『桜を見る会』を野党と一緒に徹底的に追及しよう。安倍政権を退陣させ、憲法改悪を阻止、消費税を減税させよう」と訴えました。
両議員の訴えに、バスや車の中から手を振る人、「そうだ」「がんばれ」と声援をおくる駅利用者の姿がありました。
バス停付近では、ピンクのそろいの服を着た後援会員が「税金私物化即刻退陣」と書かれたプラカードを手に怒りのスタンディングを行い、駅利用者や車にアピールしました。
SNSを見て「#共産党は仲間だ」の自作のプラカードを持ち参加する人もいました。