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 しんぶん赤旗奈良県ニュース 6月27日付け

 

    高校削減計画説明を

   奈良市議会 延期求め意見書可決

 

 奈良市議会は25日、「県立高等学校適正化実施計画(案)の議決の延期と説明を求める意見書」を全会一致で可決しました。

 県教育委員会が8日に発表した同計画案には、県内の県立高校3校が削減され、そのうち奈良市内の平城高校が対象とされ、そのうえ同高校跡地に奈良高等学校を移転させる計画が含まれています。

 意見書には、開校以来、多くの生徒が学業や部活などに励み、長年にわたり地域住民とともに歩む学校として歴史を重ねてきた平城高校の校舎を、丁寧な説明もされないまま他の高等学校に明け渡される計画が強行されようとしていると批判。6月県議会で議決せず、関係者の理解が得られるよう丁寧な説明を行うよう求めました。

 意見書は、日本共産党が提案。共産党と日本維新の会が賛成討論を行いました。


 

 しんぶん赤旗奈良県ニュース 6月27日付け

 

   障害者福祉を考える

   奈良社保協定期総会 取り組み紹介

 

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 奈良県社会保障推進協議会は23日、第21回定期総会を奈良市内で開き、58人が参加しました。

 菊池高波事務局長が報告。県民の税金を大型商業施設と併設してつくる登り大路バスターミナルなどの大型公共事業に費やす一方、今年度から8割の自治体が保険料上昇となる国保の県単位化を導入した荒井県政の特徴にふれ、この間の年金裁判や消費税引き上げ反対の取り組みなどを紹介しました。2018年度の活動方針などの議案が承認され、会長に藤垣全弘氏、事務局長に菊池氏がそれぞれ再任されました。

 鈴木静愛媛大学法文学部教授が講演。19人が殺害された、津久井やまゆり園の事件にふれ、障害のある人、家族、福祉労働者の人権や障害者福祉法について説明。二度とこのようなことを起こさせないために、「障害者福祉法の見直しや福祉労働者の働き方などを考えていかなければならない」と訴えました。


 

 しんぶん赤旗奈良県二ユース 6月27日付け

 

  思想信条超えて核兵器の禁止を

 

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 原水爆禁止国民平和大行進(東京→広島コース)が26日、京都から奈良入りし、奈良市内の般若寺で引き継ぎ集会が行われました。

 集会では、松本俊一同行進奈良県実行委員長(奈労連議長)の「平和行進という地道な行動で社会を動かすことができる」と歓迎のあいさつ。通し行進者の南友佳子さんは「核兵器禁止、戦争反対の私たちの願いを、思想信条を超えて訴え、広島まで歩いていきたい」と話しました。

 奈良から兵庫県まで青年リレー行進者としてフィリピンから来日した、ライダ・ムーサさん(24)は「核兵器のない世界をめざして一緒に歩きましょう」と訴えました。

 参加者は横断幕を先頭に原発動かす政府はいらない」「被爆国政府の責任果たせ」などとコールしながらデモ行進。県庁前で要請行動。県からは荒井正吾知事のメッセージが紹介され、知事と岩田国夫県議会議長の名前が書かれたペナントが手渡されました。


 

 しんぶん赤旗奈良県ニュース 6月26日付け

 

     「高校再編」見直せ

       奈良県議会 宮本県議

 

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 奈良県議会6月定例会で22日、日本共産党の宮本次郎県議が代表質問し、教育委員会が8日に示した県立高等学校再編計画案についてただしました。

 宮本氏は、県立高校を3校削減する計画案が8日に発表されてから、平城高校を閉鎖し、跡地を奈良高校が使用することに多くの批判の声が集まり、高校存続を求める署名行動が展開されていると指摘。高円(たかまど)高校や西の京高校、登美ケ丘高校など県民になじみのある校名が変えられることに反対の声が上がっているとのべました。

 今年3月には、校名を伏せたまま意見公募が実施され、92通の意見のうち多くが反対意見だったことなどもあげ、拙速なやり方で示された高校再編成は見直し、県民の声に耳を傾けるべきだとただしました。

 吉田育弘県教育長は、県民の思いは受け止めるとしながらも、再編計画に固執しました。

 宮本氏は、高校は生徒・卒業生にとってかけがえのないものだとのべ、「母校への思いが断ち切られてしまう今回の再編計画は、もう一度立ち止まって見直すべきだ」と強く訴えました。

 この日の議会には、平城高校や高円高校、登美ケ丘高校などの保護者が多数傍聴しました。


 

 しんぶん赤旗奈良県ニュース 6月25日付け

 

       通行人が手拍子 

 

奈良でも6・22.jpg

 299回目の「脱原発奈良でも行動」が、奈良市・JR奈良駅前で行われました。

 コール担当者は、原子力規制委員会が18日の大阪北部地震で、原子力施設の新たな異常は報告されていないと発表したことについて、「大きな地震があるたびに、原発に事故がないか心配しなくてすむように、速やかな廃炉を」と訴えました。

 参加者は、銅鑼やタンバリンのリズムに合わせて「原発いらない」「再稼働反対」とコールしながら関西電力奈良支店前までデモ行進。駅前では、高校生や通行人の女性がコールに合わせて手拍子する姿がありました。


 

 しんぶん赤旗奈良県ニュース 6月25日付け

 

      遺構と共存新庁舎

 

 奈良文化財研究所は20日、新庁舎竣工記念式典を行いました。

 松村恵司所長は、新庁舎建設工事着工前の発掘調査によって、平城京の条坊道路や秋篠川旧流路を埋め立てた遺構が発見されるなどの予期せぬ事態が発生し、新庁舎の建物位置や平面プランなどを大幅に変更、遺構の保存を図るために一から基本設計などをやり直したために、完成が2年遅れる結果になったと説明しました。

 松村氏は「地下遺構と共存する奈文研らしい新庁舎になった」とのべ、「完成を一つの節目として、所員一同、心新たに調査研究業務に取り組んでいきたい」とあいさつしました。

 文化庁の宮田亮平長官が祝辞をのべ、テープカットが行われました。

 式後の内覧会で参加者は、新庁舎の4階東側の窓から見える、平城宮跡や大極殿、朱雀門の眺望を楽しみ、文化財収蔵庫や地下にある文化財用高エネルギーX線CT装置を見学。3階の南側の窓からは、発掘調査で確認した、一条南大路の路面や条坊側溝をタイルや玉石などで表現した敷地について説明を受けました。


 

 しんぶん赤旗奈良県ニュース 6月22日付け

 

        9条改悪させない

 

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 奈良県の「戦争する国づくりストップへぐりの会」は19日、平群町にある道の駅前で、スタンディング宣伝を行い27人が参加しました。

 日本共産党の宮本次郎県議は、朝鮮半島の非核化が進んでいる背景には、核兵器禁止条約をつくった世界の世論の力があったとのべ、「昨年3月の県議会で核廃絶決議を可決した、奈良からも非核の声をあげていこう」と訴えました。

 参加者は、横断幕やプラスター、のぼりを手に「憲法9条改悪反対」「安倍はやめろ」とコール。通行人や車にアピールしました。党平群町議団も参加しました。

 同日、JR奈良駅前で、「憲法9条守れ!奈良県共同センター」も19日宣伝に取り組み、「憲法改悪は許せません。9条を守ろう」と3000万人署名を訴えました。


 

 しんぶん赤旗奈良県ニュース 6月20日付け

 

      大和北道路見直しを 

        井上市議が主張

 

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 奈良市議会6月定例議会が14日開かれ、日本共産党の井上昌弘市議が代表質問をおこないました。

 井上氏は、国と県が進める京奈和自動車道大和北道路について、渋滞解消を整備目的として同市の地下を通るトンネル部分も含めて2032年度中に全線開通を目指すことになっているが、同計画は約30年前に計画され、当時の予測と今日の交通量では大きな差がある原案通りに施行されるのは問題があり、計画は見直すべきと問いました。

 仲川市長は、交通量が減少していると認めながらも、現状も渋滞状態にあるとして、地方創生の要となる社会インフラであるという態度を崩しませんでした。

 4月から始まった国保の県単位化については、2億円法定外繰り入れ廃止、保険料の毎年値上げ、県統一保険料など市民負担増につながる改悪であり、多子世帯の国保料減免などの市独自の負担軽減策を検討する考えはないのかと問い。

 併せて、県が全国で唯一独自の診療報酬設定による報酬の引き下げを考えていることについて、医療機関の経営を危うくすることであり、県に撤回を求めるべきと訴えました。

 市長は、医療費の適正化に今後も注視していきたいと答えました。


 

 しんぶん赤旗奈良県ニュース 6月17日付け

 

      通行人もコール

 

奈良でも6・15.jpg

 298回目の「脱原発奈良でも行動」が、JR奈良駅前で行われました。

 呼びかけ人の白川史恵さんは、福島第2原発の廃炉が決まったことに、「廃炉は歓迎すべきことですが、東日本大震災で全基停止してから7年3カ月、遅すぎる判断だ」と東京電力の姿勢を批判しました。

 参加者は小太鼓やタンバリンのリズムに合わせて「原発いらない」「原発とめろ」とコールしながら関西電力奈良支店前までデモ行進。駅前では、バス待ちの男性が一緒に「再稼働反対」とコールしました。


 

      しんぶん赤旗奈良県ニュース

 

96年ぶれない共産党の値打ち広げ戦後最悪の安倍政権打倒を

  奈良で演説会 小池書記局長が訴え  6月18日づけ(2面)

 

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 安倍政権の打倒、参院選と統一地方選の躍進を目指し、日本共産党の小池書記局長を招いた演説会が17日、奈良市内で行われました。会場の奈良県文化会館は立ち見が出るほどの満席となり、小池氏は市民と野党の本気の共闘を広げながら、共産党の値打ちを語って比例目標「850万票15%以上」を達成し、激動の情勢を前に推し進めようと熱く訴えました。

 比例候補の山下よしき副委員長がビデオメッセージで訴え。かまの祥二奈良選挙区候補は「子どもが安心して学べる社会を実現する」と強調し、県議候補6人が決意表明しました。

 塩見俊次・元奈良県医師会長があいさつし、仲川げん奈良市長が祝電、「繋ぎ結ぶママたちの会」の坪本かなえさんがエールを送りました。

 小池氏は冒頭、野党共闘について「課題は明らかだ。お互いが応援し合える本気の共闘にしないといけない」と強調。「党勢拡大特別月間」に触れ「共産党が伸びてこそ共闘が発展する。そうやって安倍政権を追い詰める」と力を込めました。

 米朝首脳会談(12日)について「史上初の両国最高指導者の合意であり、簡単に後戻りできない重い合意だ」と指摘。「戦争だけは絶対に起こしてはならないという人々の思いが世界を動かした。唯一の戦争被爆国で9条を持つ日本こそ平和、協力、繁栄の北東アジアをつくる戦闘に立つべきだ」と呼びかけました。

 終盤国会について小池氏は「(森友・加計など)疑惑にふたをしたまま、カジノ実施法案や過労死促進の『働かせ方改悪』の強行成立を狙い、国会延長を言い始めた。とんでもないことだ。徹底審議、疑惑の真相解明と責任追及で内閣総辞職に追い込もう」と力強く訴えました。

 奈良県政については、国と大企業にいいなりでリニア新幹線誘致を狙い、世界遺産の平城京の木簡など「古都・奈良の文化財を破壊する政治は許さない」と批判。「悪政とたたかう共産党県議団をふやしてほしい」と訴えました。

 最後に小池氏は、党が結党以来、平和などの実現をぶれずに追及できる根本には綱領があるとして「共産党という党名には、企業のもうけ第一主義を乗り越え、生産を社会の手に移すことを土台とした未来社会論のビジョンが刻まれている」と強調。「96年間ぶれずに国民の声を届ける共産党を、どうか強く大きくしてほしい」と訴えると、参加者はひときわ大きな拍手で応じました。

   

       ウソのない政治期待

  小池書記局長演説、会場うめる熱気 6月19日付け(近畿)

 

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 来年の参院選・統一地方選勝利へむけ、小池晃書記局長を迎えた日本共産党大演説会が17日、奈良市内で開かれ、会場いっぱいの参加者の熱気にあふれました。

 かまの祥二参院奈良選挙区候補や来年のいっせい地方選挙に立候補する、山村さちほ、小林てるよ、今井光子、宮本次郎、太田敦、北野いつ子の6県議候補がそれぞれ決意をのべ、盛んな声援が送られました。

 奈良市の女性(45)は「小池さんの話は、すごく分かりやすくて、私が思っていたことを代弁してもらいスッキリした」とのべ、「党名を変えないこととあわせて、未来社会論のビジョンが聞けて世界が広がりました。資本主義がいいとは思っていなかったので、そうじゃない未来を目指していると聞いて、いろいろと勉強したいと思った」と話しました。

 大阪から大和高田市に通勤している石田幸平さん(33)は「ぼくも共産党の名前は変えるべきでないと思っていました。党が96年間続いてきたことに意義がある。良い話が聞けてよかった」と話しました。

 橿原市の男性(37)は「小池さんの『政治のうそを正す』という言葉が一番心に残った。うそまみれの政府を正すという声を市民レベルであげるべき」と話しました。

 

  元奈良県医師会長 塩見氏の訴え

 

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 17日、奈良市で開かれた日本共産党大演説会での塩見俊次元奈良県医師会長の連帯のあいさつを紹介します。

 日本の医療を壊してしまうような奈良県が発信した政策を知っていますか。これまで各市町村で運営されてきた国保を、今年の4月から県が全部まとめて運営する政策です。これに先立ち、知事は3月に地域別診療報酬という制度を打ち出し、国保の診療報酬も奈良県独自に一割引きにする計画を発表しました。

 皆さんは、安くなるからいいと言われるかもしれませんが、県内の医療機関にとって収入が1割減ることは、医師・看護師などの待遇や給与が下がることにつながり経営困難になります。さらに他府県に緊急搬送されても、国保加入の奈良県民には9割しか支払われないとすれば医療機関が受診を断る可能性も出てきます。

 この政策が他の都道府県に広がれば、将来的には全国の医療も壊れる可能性があります。絶対に導入させてはなりません。医者や医療機関の為でなく、県民の為に、我々は意見をのべ反対行動を起こしていきたいと思っています。

 

 

 



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