自共対決鮮明になる中 県民の願い実現へ全力
日本共産党奈良県委員会
書記長 細野 歩
明けましておめでとうございます。
昨年はみなさんの大きなご支援の中、参議院選挙で躍進、国政選挙では15年ぶりの躍進となりました。
安倍自公政権の悪政の暴走に対して多くの国民が怒りを感じ、臨時国会の審議の中で暴走を許さないという国民の力強い動きが展開されました。今回の特定秘密保護法に反対する国民の繰り返しの宣伝、抗議行動がそれです。国会論戦でも、参議院選挙での党議席での躍進が力になりました。
県党は12月に県党会議を開きましたが、あいさつに立った山下よしき参議院議員・党書記局長代行は「参議院選挙の躍進で10議席以上になったことで参議院本会議では質問や討論に15回立つことができました。もしそれ以下だったら質問は1回もできなかった」と話されていました。
今年1月15日からは第26回党大会が開かれます。その決議案では先の参議院選挙について「自公政権が参院でも多数を握る一方、野党の中で日本共産党がただ一つ躍進した」と指摘、続いて「日本の情勢は『自共対決』時代の新たな始まりというべき新たな時期を迎えている」と述べています。
今年は秘密保護法の廃案めざすたたかいでも、TPPの交渉参加をめぐる問題、沖縄名護の市長選挙など沖縄の米軍基地問題や消費税増税問題、さらには原発再稼働など様々な問題で、暴走政治に対決する「自共対決」がより一層鮮明となるでしょう。その一つひとつを県民・国民と一点共闘を広げてたたかい、国民が主人公の新しい政治の流れをつくっていくために全力を尽くす決意です
奈良県においても、「若草山モノレール問題」や平城宮跡の第一次朝堂院広場の舗装問題もあります。また、県民要求実現では国保料(税)の引き下げの運動や、子どもの医療費助成制度を中学校卒業まで拡充、無料化を求める署名運動をすすめることも切実な課題です。
1月25日には中央委員会の幹部を招いて、「新春のつどい」を開催する予定です。新しい年2014年を県民のみなさんの願い実現、国政の変革をめざし、奮闘する決意を表明して新年のごあいさつとするものです。