腐敗正す2氏必勝を
奈良・広陵町議選 清水氏が応援
奈良県広陵町議選(4月2日告示、7日投票)で日本共産党の、やつお春雄、山田みつよ両町議の勝利を目指す演説会が17日、同町で開かれ、清水ただし衆院近畿比例候補が応援演説をしました。
清水氏は、自民党の国会議員は多額の裏金をつくりながら税金も納めておらず、徹底解明が必要だと強調。企業・団体が政治家に寄付するのは見返りを求めるからであり、国民が必要とする分野に予算が届かない要因になっていると力説。金権腐敗政治をやめさせるためにも、2氏の必勝をと訴えました。
やつお氏は「企業・団体献金を全面的に禁止する法的措置を求める意見書」を議会に提案し、奮闘した(結果は否決)と報告。議案提案ができる2議席を必ずと訴えました。
山田氏は、町が小学校給食の物価上昇分を保護者負担にすると決めたが、町民とともに反対運動にとりくみ、事実上、値上げを撤回させたと議席の値打ちを語りました。
町議選は3人超過の様相。宮本次郎衆院奈良2区候補が町議選、衆院選勝利へ入党を訴え4人が決意しました。
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◇憲法まもる政治の実現へ中南和八木駅前集会(橿原市)
24日(日)午後1時半、近鉄大和八木駅前広場。各団体・個人のあいさつ、メッセージなど。集会後デモあり。主催=市民連合中南和、橿原市九条の会、奈良民医連。問い合わせ=090(5160)3480大槻さん
◇ロシアのウクライナ侵略もガザでの無差別大量虐殺も許さない第26回県民集会&デモ(奈良市)
24日(日)午後2時、JR奈良駅前東口広場。午後2時分デモスタート。主催=同実行委員会。090(4243)6370深澤さん
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◇「戦争ではなく平和を」講演会(生駒市)
23日(土)午後1時半、市コミュニティセンター。冨田宏治関西学院大学教授の講演、絵本の朗読。主催=憲法改悪許さない生駒共同センター。問い合わせ=090(9985)6041井上さん
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◇奈良安倍国葬反対裁判第5回口頭弁論(奈良市)
21日(木)午前11時、奈良地裁101大法廷。同報告会、午前11時半、県教育会館4階。
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800人「自民に怒り」
奈 良
重税反対全国統一行動・奈良集会(実行委員会主催)には、奈良、生駒、大和郡山、天理の各市などから800人が県庁前の奈良公園(奈良市)に集まりました。
県商工団体連合会の乾晋二会長が「国民には増税と負担増を押し付ける一方、税金も払わず政党助成金とパーティ券などで私腹を肥やす自民党に怒りいっぱいだ」とあいさつしました。国民救援会県本部の村上敦子さんが倉敷民商弾圧事件の支援を訴えました。
日本共産党の宮本次郎県委員長・衆院2区候補が自民党政治を終わらせるため奮闘する決意を訴え。井上良子衆院1区候補も連帯あいさつをしました。
参加者は集会アピールを確認し、奈良税務署まで行進しました。
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裏金 抜本的解決を
共産党県委員長ら
日本共産党奈良県委員会の宮本次郎委員長は12日、山村幸穂副委員長・県議との連名で自民党県支部連合会の井岡正徳幹事長・県議に「政治とお金」問題の抜本的解決を図れと要望しました。
自民県連に申し入れ
自民党県連会長代行(会長不在で事実上のトップ)は安倍派の堀井巌参院議員が務めており、同じく佐藤啓参院議員とともに自民党裏金問題の渦中にあります。2氏とも奈良県選出。2022年までの過去5年分の政治資金収支報告書の不記載額(訂正前)は、堀井氏876万円、佐藤氏306万円です。
要望書ではそれぞれ改選の年となる19年、22年が突出して多額だと指摘。堀井氏は19年7月の参院選挙前に当時の同党県議22人に各30万円ずつ寄付していたことが一昨年の報道で明らかになっており、共産党県議団が当時の自民党県連幹事長に真相解明を求めています。
今回、繰り返される政治資金問題の疑惑を払拭(ふっしょく)し、企業・団体献金の禁止、政党助成金の廃止を求めました。
和歌山県で開催された自民党青年局の懇親会での不適切行為についても、県民への説明を求めました。
井岡氏は「懇親会に県連の青年局長(非議員)は参加したが議員は参加していない。19年以降は参院議員から寄付を受け取っていない」などと話しました。
(参考)一昨年の申し入れ
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奈良・平群メガソーラー
住民主催で説明会
奈良県平群(へぐり)町でのメガソーラー建設をめぐって地元5自治会主催の住民説明会が9日開かれ、自治会長ら140人が参加しました。住民主催の説明会は初めて。
「平群のメガソーラーを考える会」の須藤啓二さんが詳細なデータを示し、「調整池が完成しても容量不足で大雨時には1秒間に3?もの水があふれ、下流河川が洪水になり、住民の命を守れない。河川協議からやり直せ」と強く求めました。
参加者から「盛り土の上に調整池を作ろうとしているが、熱海のような土石流になる」「高知の四万十川メガソーラー裁判では、地裁が1月、台風でパネルが流され、景観が壊されるとの判決を出した」「山下県知事も平群のメガソーラーに懸念があると語っている」など意見や疑問が続出しました。
事業者の協栄ソーラーステーション合同会社(東京都)や下請けの村本建設(本店・奈良県)は、工事現場の見学を認めましたが撤退は拒否しました。
この問題では係争中の裁判で住民側が「執行停止」を申し立てており、弁護団が今年度中の判断を奈良地裁に強く求めています。
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国際基準のトイレに
山村県議が避難所整備で要望
奈良県議会委
奈良県議会総務警察委員会が8日開かれ、日本共産党の山村幸穂県議が避難所の整備について質問しました。
「特にトイレは健康に大きな影響を及ぼし、重要だ」として、国際基準の▽20人に1個▽女性トイレは男性の3倍▽男女別の洋式トイレ―などを示し、準備ができているかをたずねました。県の答弁は市町村任せを露呈するものでした。
山村氏は移動式のトイレトレーラーや、洗濯機付きのランドリーカー、温かい食事を提供するキッチンカーなどの準備も質問しましたが「把握していない」との回答でした。
県として、飲料水や簡易ベッド、簡易トイレなど必要な物資の大規模な備蓄を進めるように求めました。
五條市長・市議会から大規模防災拠点整備を見直しメガソーラーを建設する県の計画に反対する請願が出され、賛成多数で可決。山村氏は、太陽光発電は増やす必要があるが環境への負荷が大きいメガソーラーを推進すべきではないと賛成しました。25日の本会議で採決されます。
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先生19人 追い出すな
奈良教育大付属小 「守る会」署名提出
奈良教育大附属小を守る会は11日、同小学校の教員出向人事をやめよと7444人分の署名を大学当局に提出しました。
奈良教育大学(奈良市)は、県教育委員会から指摘を受けて同大付属小学校で実施していた教育課程について昨年から調査し、学習指導要領に照らして「不適切」だと1月に判断。同校教員19人を他校へ出向させようとしています。同校では一人ひとりの子どもの成長・発達に即して、独自の教材や授業などによる教育課程が実施されています。
元教師ら関係者が「守る会」を結成し、出向人事が強行されれば学校運営に支障をきたし、子どもたちへの悪影響が懸念されるとして1日から緊急署名に取り組みました。
署名を提出した「守る会」の山?洋介さんは「大学側は建物の外で受け取る不誠実な対応だった。出向人事は懲罰的なもので全国の教育現場に萎縮を与える。ネット署名に大きな反響があった」と話しました。同付属小元教頭の坂下伸一さんは「各教科の教育課程は校長も管理職も一緒に論議して決めており、教師が勝手にしたものではない。当人が納得しない人事に反対だ。話し合いが必要。子どもたちに被害を及ぼす」と話しました。
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万博やっている場合か
奈 良
原発ゼロ・被災者支援奈良のつどい(実行委員会主催)が10日、奈良市で開催され、集会、うたごえコンサート、物産模擬店などがあり500人以上が参加しました。
フリージャーナリストの守田敏也さんが講演し、能登半島地震の教訓から「地震への備えをもっとやるべきだ。万博をやっている場合ではない。防災の第一が原発を止めることだ」と訴え。住民、国民の運動で珠洲原発を阻止し、志賀原発を再稼働させなかった意義を強調しました。
福島県から大阪府へ避難している森松明希子さんが「避難の権利は憲法上の基本的人権だ」と裁判をたたかう思いを熱く語りました。
閉会後、参加者は市内の中心街をパレードしました。
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国際女性デー2024
ジェンダー平等社会へ
@奈 良
国際女性デー奈良県集会(実行委員会主催)が8日、奈良市のJR奈良駅前で開かれ、120人が参加しました。
茶農家の女性が政府の「食料安全保障」政策に関して「もし緊急事態にサツマイモを作れと言われても難しい」と訴え。コンビニでの「成人誌」販売を調査した新婦人県本部の小幡尚代さんが「女性の尊厳をおとしめ、性暴力を娯楽とすることに強い不快感と憤りがある」とスピーチしました。
和太鼓集団による傘踊りや奈良うたごえ協議会による合唱があり、旅行者から注目され、男性参加者が一緒に歌う姿もありました。
30代の実行委員は「さまざまな運動の交流ができ、『翼をください』を歌って明るい気持ちになれて良かった」と話しました。
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全容解明の声大きく
奈 良
奈良県の太田あつし衆院3区候補は、大和高田市の近鉄浮孔(うきあな)駅で早朝宣伝をしました。
「自民党の裏金事件は徹底した事実解明と金権腐敗の根である企業・団体献金の全面禁止が必要だ。政治倫理審査会では岸田首相ら自民党議員はまったく無反省だった。全容解明には証人喚問しかない。この声を大きく広げよう」と訴えました。県内公立高校の入学試験日で「受験生の皆さん、頑張ってください」とも声をかけました。
宮本次郎2区候補は大和郡山市の大和小泉駅で宣伝。「いつも頑張っている」と激励がありました。井上良子1区候補は、奈良市の大和西大寺駅で桝井隆志市議らと宣伝しました。
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?万博災害避難計画なし”
子ども参加 知事責任負わず
奈良県議会で山村氏が質問
奈良県の山下真知事は5日、県議会本会議で「大阪・関西万博会場に災害時の避難計画がない。子どもたちを引率する学校教員から不安の声がある」との指摘に対し、「県政の所管事項ではない」と述べ、無責任ぶりをあらわにしました。
日本共産党の山村幸穂県議の一般質問に対する答弁。県予算案に県内の小中高校生全員招待事業1・7億円を盛り込んでおり、山村氏は県は無関係ではなく安全を守る責任があると話しています。
山村氏は「能登半島地震の復旧・復興こそ最優先にすべきだ。街頭アンケートでも66%の人が万博中止の意見だ」と主張しましたが、知事は「万博は意義がある」などと推進の立場を鮮明にしました。
山村氏は五條市の県有地でのメガソーラー整備計画について、地元住民の合意がないことや、パネル設置によって流出雨量が増え安全面に影響が出る問題点を指摘しました。
知事は「環境アセスで安全対策を検討」「住民合意の概念があいまいだ。反対があっても進める」と答弁。山村氏は「2000?滑走路の見直しは賛同するが、住民合意なしの事業は賛同できない。住民が安全に暮らせないのはSDGsにも反する」と主張しました。
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◇小笠原先生の奈良・古代史講座(奈良市)
12日(火)午後1時半、県教育会館(近鉄奈良駅5分)。講師=小笠原好彦滋賀大学名誉教授。テーマ=平城京の官人らと喪地(そうち)。参加資料代=500円。主催=奈良歴史遺産市民ネットワーク。0742(23)3934小宮さん
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◇原発ゼロ・被災者支援奈良のつどい(奈良市)
10日(日)午後0時半〜3時、JR奈良駅前広場。フリーライターの守田敏也さんの講演、うたごえコンサート、地元野菜・東北物産模擬店など。終了後パレード。主催=同実行委員会。090(7968)2491溝川さん。
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