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共産党県議団が政府に要望
ブラックバイトの実態示し是正要求
若草山のバス運行問題や学校統廃合問題も
 日本共産党奈良県委員会と同県議団らは2月9日、政府各省庁に対して要望書を提出しました。提出には山村さちほ、今井光子、宮本次郎、小林てるよ、太田あつしの各県議と、松田みつる、いずみ信丈両県議候補が参加し、堀内照文衆院議員が同席しました。

 このうち厚労省に対しては、牛丼チェーン店「すき屋」でアルバイトをする青年から、接客・調理・食器洗い・清掃・会計を1人でこなさなければならず、「トイレに行けない」「休憩できないので疲れがひどい」などの切実な実態が出されているとして対策を求めました。

担当者は「労働基準法違反はあってはならない」としながらも、ワンオペ(1人体制)に対しては「複数体制確保に取り組まれている最中だと思っている」と答えるにとどまりました。

 文化庁には、若草山の綾線にバスを運行させる奈良県の構想を是認しないように要望しました。同庁記念物課の担当者は「奈良公園の文化的な価値が損なわれないよう適切に指導・助言していきたい。みなさんの声や県の検討委員会の厳しい意見などをふまえ、誤りのないように対応したい」と回答しました。

 国交省には、洪水防止のために市町村の流域貯留浸透事業(ため池治水、グラウンド貯留)の補助の増額を求める要望を行いました。担当者は「補助率を上げると事業数が少なくなってしまう。全体のバランスを見ながらしていかないといけない」と回答しました。

 文科省では同省の「公立小中学校の適正規模・適正配置に関する手引き」について、県議団が「現場の実情から離れて統廃合を進めることになるのでは」と疑問を出したのに対して、担当者は「『手引き』を使って地域のみなさんと考えてもらいたい」と答えました。

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厚労省に要望を提出する(左から)いずみ、松田、宮本の各氏と堀内衆院議員、
(その右から)小林、山村、今井、太田の各氏

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