御所市議選4月13日告示 20日投票
問われる暴力や利権の根絶
清潔な共産党の中垣、いくかわ候補に期待高まる
中垣よしひこ議員
いくかわ真也・党市青年部長
4月13日告示、20日投票で御所市議選が行われます。定数15に16人が名のりを上げ、1人はみだしの少数大激戦が様相です。日本共産党は、現職の中垣よしひこ議員と、中北秀太良議員の議席を引き継ぐ新人のいくかわ真也・党市青年部長が立候補を予定、複数議席確保をめざします。
御所市では住民の高齢化が進む中で独居老人世帯が増え、地域社会での介護や見守りという緊急に対応が求められる課題があります。
日本共産党御所市委員会の住民アンケートには多くの回答が寄せられています。中でも暮らしが悪くなったと答えた人は全体の63%にものぼっています。「年金が下げられて暮らしが大変なのに、消費税が上がったらやっていけない」「子どもの医療費助成の対象年齢を引き上げて」「子どもの医療費の窓口負担をなくしてほしい」などの切実な意見が寄せられています。
御所市では、し尿中継貯留槽の改修工事費1780万7000円の補助金支出と、この中継貯留槽のある土地の借地料が200万円から600万円に引き上げられ、同じし尿収集・運搬業者に支払われていたことがわかり、市民の怒りが高まっています。
御所市が負担する理由のない、し尿中継貯留槽の改修工事費1780万7000円を支払ったことや、600万円もの借地料の支払いについて、市長は住民訴訟の中で「予算に、し尿貯留槽改修工事費負担金として1780万7000円として審議・可決された」「議会の審議を経て補正予算措置がなされ、その後に議決の趣旨どおりの契約を締結し、それに従って補助金を給付している」と合法性を主張しています。共産党議員団は、市が支払うものではなく業者に負担させるべきだと主張し、補正予算案にも反対してきました。
御所市では昨年、2人の市議が不祥事を起こして辞職しました。
1人は前回の市議選で「自分に投票させるために、知人の男に虚偽の住民異動届を提出させた」として逮捕され、その後辞職。懲役2年、執行猶予3年の判決が確定しています。11月には別の議員が、利用したホテルの大浴場利用の際、身体に入れ墨をしていることを理由に断られ、腹を立て副支配人にケガをさせ逮捕されました。
こうした公職にあるまじき行為を犯して辞職した元議員が今回の市議選に再び名乗りを上げており、市民から厳しい批判の声があがっています。
日本共産党の中垣議員といくかわさんは、暴力・不正、利権を根絶し、市民の願いを実現し、明るく希望のもてる御所市への転換を訴え、「日本共産党の5つのお約束」を発表して市民の共感をよんでいます。