2018年10月31日(水)
しんぶん赤旗奈良県ニュース 10月17日付け
老いも若きも安心の年金に
全日本年金者組合奈良県本部は年金支給日の15日、奈良市の近鉄奈良駅前で年金一揆を行い、「年金引き下げ違憲訴訟」の公正な判決を求める署名への協力を訴え、40人が参加しました。
藤垣全弘委員長は、年金引き下げは憲法25条違反と全国44都道府県で5000人以上が提訴している年金裁判が行われ、奈良でも29人がたたかっているとのべ、「若者や高齢者が安心できる年金制度を国につくらせよう」と訴えました。
奈労連の松本俊一議長は「年金裁判に若い人たちが興味を持ち、運動を広げていくことが大切」とのべ、菊池高波県社保協事務局長は「今年の自治体キャラバンの中でも75歳以上の医療費2割負担を断固阻止するためにたたかっていきたい」とそれぞれ連帯のあいさつをしました。
署名した若い女性は「高齢になって年金がもらえるか不安です」とのべ、高齢の女性は「年金をもらっている私たちより、子どもたちのことが心配です」と話しました。