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  しんぶん赤旗奈良県ニュース 9月29日付け

 

奈良県の治安維持法犠牲者を掘り起こし顕彰活動を行う

 

     田辺実さん(80)

 

「ひと」田辺さん.jpg

 戦時中に、命がけで戦争に反対し治安維持法違反で逮捕された県ゆかりの活動家を掘り起こし、2016年「奈良県の犠牲者名簿」を発表。墓参会などの顕彰活動を精力的に行っています。

 名簿作成のため資料を調べるなかで戦中に記された「特高月報」や「思想月報」などの存在を知り、国賠同盟県本部のメンバーと県内だけでなく大阪や京都に月一回足をのばし数年がかりで調査、完成させました。「『埋もれている人々をよみがえらせた貴重な功績』と評価をいただき報われる思いです」とほほ笑みます。

 名簿を作る中で、遺族の了承を得た個人の顕彰事業も進めています。8月には、奈良女子高等師範学校(現在の奈良女子大学)在学中に同法違反で逮捕され、その後、中国で反戦平和を訴えた、長谷川テルの墓参団に事務局長として参加。中国佳木斯(ジャムス)市の墓前で行われた式典に参列。

 2012年には「奈良刑務所物語」を刊行。戦時中、同法違反で多くの人が収監された奈良刑務所(元奈良少年刑務所)の保存にあたって、同刑務所を「監獄史料館」として活用する際はこの事実を常設展示するよう、法務省に要望しました。

 「戦前の活動家の事績を語り継ぎ、国によって歪められた歴史認識を正す運動を進めることが私たちの大きな役割です。中途半端にはできない、全力投球です」と引き締まりました。

 文・写真 石橋和美

 


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