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 しんぶん赤旗奈良県ニュース 6月16日付け

 

    平城宮東院の食事作り跡か

       奈良文化財研究所

 

東院地区発掘2018・6・14.jpg

被熱痕跡を示す海野(うんの)研究員

 奈良文化財研究所都城発掘調査部は14日、皇太子の居所である東宮や天皇の宮殿がおかれていた、平城宮跡東院地区の第595次調査結果を発表しました。

 奈良時代後半の井戸(539次調査で発掘)の東側に併設する建物、溝、火を使った調理にともなう遺構と考えられる大規模な被熱痕跡が検出されました。

 539次調査(井戸の西側)で土師器(はじき)や須恵器(すえき)の甕(かめ)、移動式の竈(かまど)などの調理器具が多く出土したのに対して、今回の調査区からは土師器や須恵器の杯・椀・皿などの食器類が多く出土。食膳のための空間のなかでも調理や配膳などの機能に応じて空間を分けて利用していたことが分かりました。

 同調査部の海野聡研究員は「今回の被熱痕跡が調理に関連する痕跡とすると、平城宮内での発見は初例となります」「東院中枢部で大規模に展開する食膳を準備する厨(くりや)の遺構と考えられ、奈良時代の厨の空間利用の機能分割や実態を考えるうえで貴重な発見です」と話しました。

調査.jpg

第595次調査区と周辺の遺構平面図(奈文研作成)

 現地説明会=17日(日)午前11時〜午後3時、東院庭園北側(小雨決行)。問い合わせ=同研究支援課0742(30)6736


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