2018年05月21日(月)
しんぶん赤旗奈良県ニュース 5月9日付け
世界は戦争違法化へ
清水教授が講演
安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合・奈良(奈良市民連合)は6日、「安倍9条改憲NO!憲法を生かす奈良県学習決起集会」を奈良市内で開き、350人が参加しました。
清水雅彦日本体育大学教授が講演。自衛隊を憲法9条に明記しようとする安倍首相の改憲案の狙いや戦争違法化に世界が進むなか9条の持つ意義などについて説明しました。
総がかり行動や市民連合が果たしてきた役割や運動の広がりについてのべ、「奈良市民連合が野党間の接着剤の役割を発揮して奈良での共闘関係をつくってほしい」と訴えました。
同市民連合の溝川悠介共同代表は「3000万人署名を広げ、市民と野党の共闘で安倍内閣を打倒する大きな運動を起こし、来年の参議院選挙で野党統一候補を立て勝利しよう」とあいさつしました。
集会後、参加者は「安倍9条改憲反対」「野党は共闘」などとコールしながらJR奈良駅前までパレードしました。