2017年12月28日(木)
しんぶん赤旗奈良県ニュース 12月28日付け
奈良学園大学に解雇経緯ただす
学校法人奈良学園大学が、同大学の教職員組合の組合員8人を不当解雇した問題で26日、不当労働行為救済の第5回審問が県労働委員会でありました。
組合側の弁護団は、同大学の青木康徳法人本部事務局長に対し反対尋問。▽整理解雇の必要性・転退職の説明を組合にしたのか、理事会の議事録にこの問題についての記載がされているのか▽労働委員会が組合員を職場に戻すようあっせんしたことに対して検討したのかなど問いました。
法人弁護団による西川彭理事長に対する主尋問もありました。次回審問は、1月29日。組合側の弁護団による反対尋問を予定。
同組合の川本正知執行委員長は審問終了後、「支援の輪を広げ、運動をがんばりたい」と訴えました。