2017年10月11日(水)
しんぶん赤旗奈良県ニュース 10月4日付け
「ぼくらの戦争」ビナ―ド氏講演
橿原市9条の会は1日、「戦争と平和を考える橿原市民のつどい」を同市内で開催。詩人のアーサー・ビナード氏が「知らなかった、ぼくらの戦争」と題して講演をおこない、173人が参加しました。
ビナード氏は、テレビなどが流す権力者側に都合のいい加工された情報だけでなく、本当のことを知らなくてはいけないと強調。アメリカの核政策やトランプ大統領が国連でおこなったスピーチ内容などを例に、騙されずに自分の情報を持つことの大切さをのべました。
ビナード氏は、「戦争を放棄する憲法が生まれたのは、20世紀の奇跡の一つ」と話し、安倍首相が2020年までの改憲を言うなか、その憲法をつぶすか続けるのかは、総選挙での、有権者の投票行動にかかっていると話しました。
記念講演の前には、奈良蟻の会合唱団が、「私たちの物語」「竜門手まり歌」「日本国憲法第九条」などを合唱しました。