2017年08月07日(月)
しんぶん赤旗奈良県ニュース 8月1日付け
核兵器の廃絶へ全力
原爆犠牲者追悼・核兵器全面禁止条約実現第28回「般若寺平和の塔のつどい」(同実行委員会主催)が7月29日、奈良市内で開催され75人が参加しました。
般若寺の工藤良任住職は、28年前に般若寺で、平和の塔が建立され原爆の火がともされるようになった経緯や国連で核兵器禁止条約が採択されたことにふれ、「大国が核兵器を無くさないかぎり、地球上から核は無くならない、核兵器廃絶の為に一歩ずつ歩んで行きたい」と話しました。
梅林光生原水爆禁止奈良県協議会事務局長は、特別報告を行い、国連で採択された「核兵器禁止条約」は、核保有国でない多くの国が、核廃絶を考え、自由に論議する中で生まれた条約だと述べ、「日本政府が、会議をボイコットしたことは残念だが、核兵器の廃絶へ日本と世界を進ませ、条約に参加する政府をつくるためにがんばっていきたい」と訴えました。
原水爆禁止世界大会に、青年代表団として参加する白川史恵さんが大会に参加する決意を述べ、般若寺のある鼓阪自治連合会や国賠同盟奈良県本部の代表が平和への誓いを語りました。