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 しんぶん赤旗奈良県ニュース 7月16日付け

 

     1000年忌に源信たどる

 

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 奈良国立博物館では、「1000年忌特別展『源信 地獄・極楽への扉』」が開催されています。(9月3日まで、会期中展示品の入れ替えあり)。

 今回の展覧会は、死後、極楽浄土へ生まれることを願う、浄土信仰を広めたことで知られる「恵心僧都源信(えしんそうずげんしん・942〜1017)」の1000年忌を記念し、源信の足跡をたどるとともに、源信が示した、地獄や極楽といった具体的な死後の世界のイメージを掛け軸や巻物など140件(うち国宝約30件、重要文化財約65件)で、わかりやすく説明しています。

 鎌倉時代の傑作、「六道絵」(国宝・滋賀、聖衆来迎寺蔵・8月6日まで)には、源信の「往生要集(おうじょうようしゅう)」に依拠する六道の世界(地獄道、餓鬼道、畜生道、阿修羅道、人道、天道)が全15幅の掛け軸に細部まで描かれています。

 館内には、80インチ4Kモニターとタブレット端末を併用して、「六道絵」の代表的な75場面を全展示期間を通じて解説付きで自由に鑑賞できる、「デジタル掛け軸コンテンツ」などの設備も用意されています。

 同館の松本伸之館長は「源信をキーマンに、極楽や地獄はどんな所なのか、そこから人間の生き様、幸せ、苦しみなどを、作品を通じて一人ひとりの心に響く事があれば幸いです」とあいさつしました。


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