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 しんぶん赤旗奈良県ニュース 2月4日付け

 

      NHKは放送法守れ

    奈良地裁 原告側が意見陳述

 

NHK裁判1・24.jpg

 NHKに対して「放送法第4条を尊守してニュース番組などを放送する義務」を求め提訴した、生駒市の宮内正巌氏の第2回口頭弁論が1月24日、奈良地方裁判所で行われ57人が傍聴しました。

 裁判では、原告側の佐藤真理弁護士らが意見陳述に立ち、NHKが政府の広報機関化している事を厳しく批判し、放送法の「政治的な公平性」や「意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにする」ことなどの順守を求めました。

 裁判終了後、「NHK問題を考える奈良の会」は裁判の報告会と、浪本勝年氏(日本教育法学会・理事)を招き、「今次奈良の裁判に期待すること」と題して講演会をおこない52人が参加しました。

 浪本氏は、自身の関わった教育裁判の経験から、「判決が出たら終わりではなく、しっかり批判していくことが大切」と学習や傍聴活動や同様の趣旨で訴訟を起こしてたたかっている団体との積極的な交流の重要性などを語りました。


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